Talend Open Studio のコード(ルーチン)とは

Talend Open Studio で利用するコード(ルーチン)についてご紹介します。この記事は、Talend Open Studio for Data Integration v5.4.2 をベースに作成しています。

Talend Open Studio で言うコード(ルーチン)とは、プログラミングでは一般的な、日付や数値の判定や変換処理、文字列の連結、分割、変換などの処理をメソッドとしてジョブに組み込むことができる機能です。標準でも、以下のクラスがあらかじめ組み込まれており、大体の変換や判定処理などは標準メソッドを使って処理することができます。

  • routines.DataOperation (主に、数値・文字の変換)
  • routines.Mathmatical (主に、算術演算用)
  • routines.Numeric (主に、シーケンスやランダム値など数値処理)
  • routines.Relational (主に、論理演算)
  • routines.StringHandling (主に、大文字化、長さ取得など文字列変換処理)
  • routines.TalendDataGenerator (主に、ダミーデータなどで使用するデータ生成に使用)
  • routines.TalendDate (主に、日付、時間の処理)
  • routines.TalendString (主に、文字列エスケープ、ランダム文字列生成、トリムなどの文字列処理)

もちろん、標準で組み込まれているコードだけでなく、開発者自身がJavaコードを作成し、ジョブの処理のなかで利用することも可能です。例えば、


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  • 社内の業務システムが使用するコード体系がある特定のルールが決められていて、その形に整形するメソッド
  • 原価計算の方法として、複数の金額パラメータと特定の係数を掛けて算出するなどの企業独自の計算ロジックに対応するためのメソッド
  • 既存アプリケーションをTalendで置き換える場合に、既存メソッドをそのまま流用するケース
  • 標準の組み込みメソッドでは使いづらく、独自にメソッドをコーディングしたほうが効率が良いケース
  • 場合によっては、Talend Open Studioのバージョンアップによって、標準組み込みメソッドの仕様変更の影響を受けないために、独自メソッド(クラス)で標準メソッドを隠蔽(カプセル化)するというケース

などが考えられると思います。

いずれにしても、このTalendのコード(ルーチン)機能は、アプリケーション開発を考える場合に強力な柔軟性・拡張性を持たせることができる機能であり、Javaのコーディングスキルがある開発チームであるならば、是非とも活用すべき機能です。

 

次回は、Talend Open Studio でコード(ルーチン)機能を使用する方法をご説明します。


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