Talend Open Studioの画面説明

前回は、Talend Open Studioを起動しました。
起動すると、いくつものビューが配置された画面が表示されますが、使用頻度の低いビューは最小化してサイドバーに格納させたり、別のビューに移動させることができます。
その為、ツールとしての視認性や使い勝手を自由に変更することができます。このあたりは、Ecripseと同じです。
実際にジョブを作成する前に、画面の配置や使い方を簡単に覚えておきましょう。
なお、ここに掲載している画面ショットは、1280×960の解像度のモニタで取得しています。


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Talend Open Studioの画面

1.まず初めに、Talend Open Studioの全体的な画面です。初期状態では、ビューが大きく分けて5つのエリアに分けて配置されています。
画面左上にはメニューバーがあり、プロジェクトの切り替えやTalend Open Studioの設定変更、ヘルプメニューがあります。
画面右下にはプログレスバーがあり、この画面ショットでは起動直後の為、初期化が実行されています。
Talend Open Studioの画面

 

◎リポジトリビュー

リポジトリに登録されているアイテムが種類ごとに分けられ、ツリー状に管理されています。
ジョブやメタデータなどの追加・削除、エクスポート等、アイテムの操作・管理はこのビューで行ないます。
いずれも階層的にフォルダごとの管理が可能です。

Talend Open Studioの画面 ■ ビジネスモデル
プロジェクトのビジネスモデリングを行います。複数の技術者が共同してジョブを開発する場合に、データフローを管理する目的で利用するのが効果的のようです。
(単にジョブを作成する分には、必要ありません)■ ジョブデザイン
データフローをデザインしジョブとして管理します。
ETLとしての動作は、ここに登録されているジョブを実行させることで実現します。



■ コンテキスト
ジョブで利用できる「定数」を定義します。
アイテムとしてコンテキスト名を設定し、[コンテキスト名].[定数名] = [値] のような情報を格納します。
ここで設定された定数は、各ジョブが持つコンテキストに取り込むことができ、その値を利用できます。
もし、コンテキストの値が変更されると、この値を利用する全てのジョブに自動的に変更が反映される仕組みを持っています。


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■ コード
データフロー中にJavaプログラムを使った複雑なデータ変換や条件分岐などを実装することができます。
コードとは、はJavaソースコードそのものです。
そのコードが持つメソッドは、ジョブの中やプロパティの設定値に含めることにより、動的な値をセットすることができます。
例えば、CSVを出力するコンポーネントが持つ「ファイルパス」プロパティの値の中に関数を含ませて、
‘C:/DATAOUTPUT/outdata_’ + TalendDate.formatDate(“yyyy-MM-dd”,Talend.TalendDate.getCurrentDate()) + ‘.csv’
という設定をした場合、今日が 2011/7/25 であれば、
C:/DATAOUTPUT/outdata_2011-07-25.csv
という文字列が生成され、CSVの出力パスは動的に扱うことができます。
独自のJavaコードを作成し、登録・利用することも可能です。

■ SQLテンプレート
SQLのテンプレートファイルを格納します。

■ メタデータ
データベースの接続情報やそのデータベースが持つテーブルのレイアウト、またCSVにあらかじめ決められたフォーマットがあれば、 それらをメタデータとして登録し、ジョブから簡単に呼び出すことができます。
データフローの作成では、当然カラム単位でのデータの流れを作成しなければなりませんが、その都度、カラムごとのデータ型・長さ・NULL許可等を定義していては手間ばかりかかります。 そのような手間をメタデータとして一元管理するための仕組みです。

■ ドキュメント
ジョブやコンポーネントに関するドキュメントを格納します。

■ ごみ箱
削除したジョブやメタデータは、一度このごみ箱に入ります。ごみ箱から「ごみ箱を空にする」を選択することで完全な削除が出来ます。

◎アウトライン・コードビュー

ジョブなどのアイテムのアウトラインが表示されます。ここは全く見ないので最小化しても良いと思います。
最小化するには、ビューのタイトル枠右端にある、横棒のアイコンをクリックします。
ここでは説明は割愛します。

◎デザインエリア

主に、ジョブのデータフローのデザインを行うためのエリアです。
複雑なデータフローになると、今の表示域にすべてのコンポーネントを表示させることは難しくなります。
その場合は、表示メニューや[Ctrl]+[マウスホイール上下]を利用すると、ズームイン・ズームアウトの調整ができます。
また、画面左下の枠線内にある「Designer」「Code」をクリックすることによって、デザイン表示モード、ソースコード表示モードを切り替えできます。
Talend Open Studioの画面

◎パレットビュー

Talend Open Studioで利用できるすべてのコンポーネントが管理されています。
ここから、コンポーネントをデザインエリアにドラッグ&ドロップします。
Talend Open Studioの画面

以上でTalend Open Studioの画面の説明は終了です。



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