Talend Open Studio で ユーザーコンポーネントの組み込み方(前半)

Talend Open Studio で Talend Exchange からダウンロードしたコンポーネントを組み込む方法をご紹介します。この記事は、Talend Open Studio for Data Integration v5.5.0 をベースに作成しています。

Talend Exchange を使うための設定方法は以下の記事でご紹介しました。Talend Exchangeの説明についてはこちらの記事を御覧下さい。
Talend Exchangeの設定方法

繰り返しになりますが、今回は、Talend ExchangeからダウンロードしたコンポーネントTalend Open Studio の1つのコンポーネントとして組み込みます。すなわち、ジョブの開発時に利用できる、tFileOutputDelimited や tMySqlInput などの標準搭載のコンポーネントと同じように、Talend Open StudioパレットTalend Exchangeからダウンロードしたコンポーネントを組み込み、ジョブ開発で利用できるようにします。

Talend Open Studio には、Talend Component Designer というデザイナが標準で付属しています。Talend Exchangeでダウンロードしたコンポーネントの追加の際には、この Talend Component Designer を使うことになりますが、このデザイナは独自のコンポーネントそのものを開発することもできます。独自のユーザーコンポーネントの開発方法については別の記事でご説明します。

今回、外部のコンポーネントとして組み込むのは、今時点で私が個人的に興味がある、TwitterのRest API が利用できる tTwitterInput です。Twitter の Rest APIは tRest でも利用できそうですが、Talend Exchangeでせっかく公開されていますので利用してみようと思います。

以下では、Talend Open StudioTalend Exchange からダウンロードしたコンポーネントを組み込む説明の前半として、コンポーネントを組み込む準備段階の流れをご説明します。

 


 

ユーザーコンポーネントフォルダ、ユーザコンポーネントプロジェクトの設定

1.まず初めに、Talend Open Studio でコンポーネントの追加組み込みができるための設定をします。Talend Open Studio をインストールしたフォルダ (workspaceフォルダを持つ階層)に以下の2つのフォルダを作成します。ご説明に使用している環境は、C:\Talend\TOS_DI-Win32-r117820-V5.5.0 となります。

  • usercomponentdesigner
  • usercomponent
    ※このフォルダ名は任意の名称で構いません。
ユーザーコンポーネントフォルダの作成

ユーザーコンポーネントフォルダの作成

2. 上記のユーザーコンポーネントフォルダを作成したら、Talend Open Studioの設定画面を開きます(メニュー「ウィンドウ」>「設定」)。設定画面では、項目「Talend」>「コンポーネント」を開き、「ユーザーコンポーネントフォルダー」で上記手順1で作成した「usercomponent」フォルダを選択して下さい。

ユーザーコンポーネントフォルダーパスの指定

ユーザーコンポーネントフォルダーパスの指定

3.続いて、同じ設定画面の項目「Talend」と同じ並びにある「Talend Component Designer」を開き、「コンポーネントプロジェクト」で上記手順1で作成した「usercomponentdesigner」フォルダを選択して下さい。


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ユーザーコンポーネントプロジェクトフォルダの選択

ユーザーコンポーネントプロジェクトフォルダの選択

これで、Talend Exchangeから取得する外部コンポーネントを受け入れる設定はできました。

 


 

Talend Exchange から tTwitterInput をダウンロードする

1.次のステップとしては、Talend Exchange からコンポーネントをダウンロードします。説明するまでもない操作ですが、ダウンロードしたファイルを配置する作業も含まれていますのでご参照下さい。まず初めに、WEBブラウザでTalend Exchange (WEBサイト) にアクセスします。アクセス方法はこちらの記事(Talend Exchangeの設定方法)をご参照ください。

2.Talend Exchange で、「twitter」というキーワードで検索します。

Talend Exchange で twitter を検索

Talend Exchange で twitter を検索

3.検索結果として表示された「tTwitterInput」をクリックします。

Talend Exchange で公開されている tTwitterInput

Talend Exchange で公開されている tTwitterInput

4.クリックすると tTwitterInput コンポーネントの詳細説明画面が開きますので、「Revision 1.0」の項目を展開し、ダウンロードアイコン(緑色の下向き矢印)をクリックして下さい。ダウンロードが開始されます。

Talend ExchangeでtTwitterInputコンポーネントのダウンロード

Talend ExchangeでtTwitterInputコンポーネントのダウンロード

5.ファイルはZIP形式でダウンロードします。任意の場所に保存してZIPを解凍し、上記手順で作成した「usercomponentdesigner」フォルダにコピーします。

外部コンポーネント tTwitterInput の配置

外部コンポーネント tTwitterInput の配置

6.この tTwitterInput フォルダには、javajetファイル、propertiesファイルなどのコンポーネントを構成するファイルが含まれています。

コンポーネントを構成するファイル(javajet、propertiesなど)

コンポーネントを構成するファイル(javajet、propertiesなど)

 

ちなみに、 秀丸などのテキストエディタで javajet ファイルを開いてみてください。Javaコードを生成するJavaコードが書かれています。JSPで使用する <% …コード… %> のなかでJavaコードを動的に生成するロジックです。<% …コード… %> の外側は静的にJavaコードを生成します。Javaコードを生成するコードをJavaでコーディングするため、見た目は少々見づらいものとなっています。

以上で、Talend Open Studio でTwitterコンポーネントを使ってみる試みの前半は終了です。


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